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ニュース 2009年

11月14-18日

2009AHA(アメリカ心臓協会)大会(オーランド、フロリダ)、14日成田発、18日帰国。16日12:30から1時間の特別講演(2008Lasker Awardee Special Lecture) 、standing ovation を受ける。

11月4日午後

一橋大学イノベーション研究センターの客員教授の辞令を受ける(11月1日付き)。引き続き同センターで講義、教授たちを中心とする14,5名(院生が数名)が出席、活発な質疑があった。その後(夜)国立駅近くのしゃれたレストランでパーテイ。同大の客員教授の発令
http://www.iir.hit-u.ac.jp/iir-w3/reserch/sgk_kyakuin_endo.html
http://www.iir.hit-u.ac.jp/iir-w3/reserch/sgk_index.html

7月17,18日

日本動脈硬化学会総会・学術集会(山口県下関市海峡メッセ)で招待講演
http://www2.convention.co.jp/jas41/index.html

6月14-18日

ボストン(米国)で第15回国際動脈硬化学会。13日の前夜祭の前にJoseph Goldsteinと Michael Brownの2人が1時間の大講演。ノーベル賞受賞前のLDL receptor 発見についての業績よりもその後の研究成果がもっと大きいのに圧倒される。初日午前8−10時の全体会議(スタチンの歴史)のトップバッターとして講演、引続き, A Alberts, M Mabuchi, T Miettinen, T Pedersen, CP Cannon, J Shepherd, AM Gottoが講演。講演後”Outstanding Achievement Award”(学会賞)を受ける。

5月28日

都内京王プラザホテルで開催された国際医真菌学会で特別講演。
http://www.congre.co.jp/isham2009/

5月15日

天然有機化合物討論会50周年記念講演会「これからの天然物化学」(仙台国際センター)で講演。
http://www.tennenyuuki.ne.jp/50kinen/

5月10-13日

東京農工大学と英国ブライトン大学の合同セミナーが在英日本大使館とブライトン大学で開催され、初日の5月11日に在英日本大使館で講演。

4月23日

国立劇場で開催された日本国際賞授賞式に出席、その後帝国ホテル(孔雀の間)で催された祝宴に出席。

4月20日

日本国際賞受賞週間が始まる。初日の今日は帝国ホテルで正午に(財)国際科学技術財団主催の歓迎レセプション。今年は「自然と共生する持続可能な技術社会形成」分野では『成長の限界』報告を基盤とする持続可能な社会形成への貢献をした米国のデニス・メドウズ博士が、また「医学・工学の融合における疾患への技術の展開」分野では核医学における断層イメージングに対する貢献を果たした米国のデビット・クール博士が受賞。

4月8日午前

東京医科歯科大学から新入生に夢を与える講演をしてほしいとの依頼で、約300名(医、歯、看護・学部生たち)の新入生に一時間講演し、その後30分間活発な意見交換をした。卒業後の職業(医歯、歯科医師、看護師など)が決まっているので、みな落ち着いていた。

3月27日

  1. A午後:京都市内の製薬会社で講演
  2. @午前:日本薬学会大会(京都、国際会館)で「自然からの贈りもの―新薬スタチンの誕生」と題して特別講演(座長:竹島浩)

3月26日

京都大学大学院薬学研究部生体分子認識分野(竹島浩教授)でセミナー

3月16日

「科学技術シンポジウムin宮崎2009」(宮崎大学)で「自然からの贈りもの―スタチンの発見と開発」と題して講演

3月13日

第2回システム疾患生命科学による先端医療技術開発シンポジウム(東京大学)で講演

3月7日

金沢リピドスクールで講演

3月3日

大阪市内の製薬会社の研究所で講演

2月13日

関東ハートセミナー(東京)で講演。30名ほどの心血管系の臨床医の勉強会。ほとんどが忙しい仕事を終えてから集まる関係で、午後6時半から2時間の勉強会。「スタチンの発見と開発」で60分間話した。山本章、馬淵宏、Goldstein, Brownたちとの共同研究を強調して、若い医師たちに、新薬の開発には臨床医の協力が欠かせないことを訴えた。前回(1月31日)の講演でもそうであったが、世の中に余裕がなくなったせいであろうが、若い医師たちにも私たちが若かったころのような大らかさがと余裕がなくなってきていることを感じ、可哀そうになった。真面目な若者の夢をつぶすような世の中になってしまったのであろうか?

1月30日

横浜市内の会社の研究所でスタチンの発見と開発について講演。出席した100名ぐらいの若い研究者から元気のいい質問があった。最近、講演していて感じることであるが、世の中に余裕がないせいであろうが、質問にも切羽詰まったものが多くなった。

1月26日

米国のノンフィクションライターが書いた下記著書(英文、下記))が出版され、著者のBilly Woodwardから1冊送られてくる。

Billy Woodward, Joel Shurkin, Debra Gordon(著書). Scientists Greater Than Einstein: The Biggest Lifesavers of the Twenties Century. Quill Driver Books (February 1, 2009).
http://www.amazon.co.jp/Scientists-Greater-than-Einstein-Life-Savers/dp/1884956874

20世紀に人命救助で最も貢献した10名の科学者、医師などの生い立ちと業績を紹介した伝記。登場するのはビタミンA治療で多くの人命を救助したAlfred Sommer, スタチン開発のAkira Endo, 経口水分補給療法を開発したDavid Nalin、天然痘の根絶に貢献したBill Foege, ポリオワクチンを開発したJohn Enders, グリーン革命の父Norman Borlauge, インシュリンの発見者Frederick Banting, ペニシリンを開発したHoward Florey。DDTを創生したKarl Muller, 血液型を確立したKarl Landsteiner。この中の6名がノーベル賞受賞者、3名がラスカー賞受賞者。

1月13日

東京大学白金台キャンパスで開催されたMGSPシンポジウム「トランスレーショナル研究の最前線と教育」(主催:東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカルゲノム専攻「メディカルゲノムサイエンス・プログラム(MGSP)」)で講演。濱口道成(名古屋大学大学院医学系研究科長、次期学長)、桜田一洋(ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー)も一緒に講演。

1月12日

文芸春秋(文芸春秋社)2月号発売。遠藤の小論「ラスカー賞学者頭脳流出を嘆く」が掲載される。

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